コラム

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2017.12.30

ザルティア錠とは

ED・早漏治療専門のユナイテッドクリニック各院(池袋・上野・新橋・大宮・横浜・渋谷・新宿・博多・大阪)ではED治療薬のバイアグラ(シルデナフィル)、バイアグラジェネリック、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)の他に早漏治療薬のプリリジー(ダポキセチン)など複数の薬剤を処方しています。

今回はED薬のシアリスと関係のあるザルティア錠についてご紹介いたします。

前立腺肥大症の治療薬「ザルティア錠」

ザルティア錠とは前立腺肥大症に伴う排尿障害を治療する薬剤として厚生労働省から正式に認可を受けている薬剤です。このザルティア錠ですが有効成分はED薬の1つ「シアリス」と同じ「タダラフィル」で「PDE-5阻害薬」に分類されます。結論から申しますと2つは同じ薬剤です。何故同じ成分を使用して薬剤に違う名前が付いているのかご説明いたします。

そもそもアメリカの製薬会社「イーライリリー社」がED治療薬としてシアリスを開発しED治療に使用されていましたが、2011年に前立腺肥大症の治療にも使用可能という事が判明して以来シアリス5mgを前立腺肥大症治療のために処方されるようになりました。

ただ外国とは違い日本ではシアリスの名称のまま前立腺肥大症治療薬として厚生労働省の認可を受ける事が出来ませんでした。日本には健康保険制度が適用されているため保険適用外のED治療薬シアリスを同じ名称のまま前立腺肥大症の治療の場合のみ保険適用する事が出来ないからです。そのため名称をザルティアと変更し「前立腺肥大症による排尿障害」を適応として厚生労働省から保険適用薬剤として2014年1月に認可を受け同年4月にザルティア錠2.5mgと5mgの販売が開始されました。

シアリスと名称や規格、コーティングだけが異なるだけで同じタダラフィル錠がザルティア錠として日本では処方されています。

ザルティア錠の効果

前立腺肥大症とは生殖器官の1つである前立腺の細胞数が増加し肥大化してしまう病気です。前立腺とは男性だけに存在する臓器で尿道の周りを取り囲んでいます。前立腺は加齢と共に大きくなっていくため中高年によく見られます。前立腺が肥大することにより尿道が圧迫され「残尿感」や「尿のキレが悪くなる」といった症状が表れます。

前立腺肥大症の治療に筋肉の緊張をほぐすという治療方法があります。緊張状態の筋肉をほぐして弛緩させて尿の通りを改善させる効果があります。 筋肉を弛緩されるのに「一酸化窒素(NO)」が関与しています。この一酸化窒素が前立腺や血管の平滑筋に入り込み筋肉を緩ませるのです。その一酸化窒素の働きを阻害して筋肉を再び収縮させてしまうのが「PDE-5」と呼ばれる酵素です。

ここでザルティアの話に戻ります。前述したとおりザルティアの主成分であるタダラフィルはPDE-5を阻害する働きがあります。ザルティアを服用するとPDE-5の働きを阻害し筋肉の収縮を抑え、前立腺や血管の平滑筋が弛緩させる事で尿道の圧迫が改善されます。尿道の通りが改善させて前立腺肥大症に伴う排尿障害を治療することが出来ます。

ザルティアの副作用

ザルティアはタダラフィルと主成分が同じなので副作用も同じです。主な副作用が頭痛、ほてり、目の充血、消化不良などが現れる場合があります。ただ副作用は時間が経つにつれて症状は治まります。稀に発疹等が副作用として現れる可能性があります。こういった症状が表れた場合は一旦薬剤の服用を止め処方を受けた医療機関などで医師の診察を受けてください。

ザルティアとED治療薬

ED治療薬シアリスと有効成分タダラフィルが含有されているザルティアをEDの治療にも使えるのではと考える方もいるかもしれません。ザルティアはシアリスと違って保険が適応されるため1割から3割程度の金銭的負担で済むためザルティアをED治療薬として服用しようと考えるのも当然だと思います。主成分が一緒なので保険適用外のシアリスを服用をするよりザルティアを服用する方が金銭的負担を抑えることが出来ます。

ただ厚生労働省が適正使用を促し、処方を厳しく制限しているためザルティアをED治療薬として使うのは現実的ではありません。

ザルティアをED治療を目的として服用して、万が一重篤な副作用や健康被害を受けた場合でも医薬品副作用被害救済制度が受けられません。医薬品副作用被害救済制度とは病院で処方を受けた薬剤を適正に使用した際にある一定以上の副作用があり健康被害を受けた場合治療費の一部を公的機関が負担してくれる制度です。もしも前立腺肥大症の症状と偽ってED治療目的でザルティアの処方を受けた場合、治療目的と異なる用途で使用されているため医薬品副作用被害救済制度対象外となります。

ザルティア処方に当たっては検査をきちんと行って前立腺肥大症と診断されたうえで処方しないと保険請求が認められないと定められています。検査費用等を考えた場合、ザルティアをED治療薬として使用すると割高になってしまうためザルティアをED治療のために使用するのは現実的ではないのです。

最後に

前立腺肥大症治療薬「ザルティア」、ED治療薬「シアリス」成分は同じタダラフィルですがそれぞれ治療目的が違う薬剤です。シアリスは個人輸入や通販でも簡単に手に入ってしまいますが、製薬会社数社の調査によると通販や個人輸入で入手したED治療薬の約60%が偽造品や粗悪品というデータが出ています。自分自身の健康を害してしまう可能性があるので気を付けましょう。それぞれ専門の医療機関などで医師の診断を受けてから服用することをお勧めします。

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