ED・早漏治療／薄毛・AGA治療の悩みならユナイテッドクリニック上野駅前院

上野ユナイテッドクリニック（上野・御徒町）ではED治療薬バイアグラ（シルデナフィル）、バイアグラジェネリック、レビトラ（バルデナフィル）、シアリス（タダラフィル）などの薬を処方しています。

今回は、「スリーエフ」という食欲抑制スプレーのサプリメントのダイエット効果の他入手方法などについてお話ししましょう。

スリーエフとは？

スリーエフは舌下スプレータイプの食欲抑制剤です。
身体と脳に作用し、空腹感を抑えるように処方された食欲抑制剤で、1日5回、舌下にスプレー（1回3プッシュ）するだけで、過度の空腹感を抑制できるとされています。
使用後わずか5分で効果が現れ、2時間持続するといわれ、味は口の中を爽快にするすっきりとした柑橘系です。
また、ガムタイプのものも存在し、スリーエフガムとして売られています。
こちらはお腹が空いたときに普通のガムと同じように噛むだけで食欲が抑えられるとされています。

さて、なんとも曖昧な書き方になっております。
と言いますのも、このスリーエフあまり効果が実感できない人も多いため、どうしてもこのような書き方になってしまうのです。

スリーエフの作用・効果の根拠とされているのが植物由来の5ヒドロキシトリプトファンという成分で、これが脳内神経伝達物質であるセロトニンの生合成を促進させることによって満腹中枢を刺激し、食欲を押さえる効果を発揮するとされています。
ではこの5ヒドロキシトリプトファンとはどのような成分なのでしょうか？

5ヒドロキシトリプトファンとは

5ヒドロキシトリプトファン（5-Hydorxytryptophan　以下5-HTP）は、体内では必須アミノ酸のL-トリプトファンから作られるアミノ酸の一種で、体内で様々な働きをもつセロトニンの前駆体です。
5-HTPは、バナナ、トマト、プラム、アボカド、ナス、クルミ、パイナップルなどの食品にもわずかに含まれていますが、サプリメント原料としては、主として西アフリカ原産のマメ科の植物、Griffonia simplicifoliaの種子抽出物が使用されています。
セロトニンへと代謝される5-HTPは、セロトニンが関係すると考えられる様々な病態（偏頭痛、うつ、不安、繊維筋痛症、不眠、肥満、高血圧など）への効果に対する期待から、実に30年以上も前から研究が行われており、既に下記のような目安量の指標が形成されるに至っています。

＜摂取量の目安＞
・不安やパニックなど・・・1日3回 1回50～100mg
・慢性的な痛み・・・1日に200～400mg
・気持ちの落ち込み・・・1日3回 1回100mg
・繊維筋痛症・・・1日3回 1回100mg
・不眠・・・就寝30分前に100mg
・偏頭痛の予防・・・1日3回 1回100mg
・体重減少・・・1日3回 1回100mg（空腹時に摂取）

上記の指標を見るに体重減少効果を得る為には1回につき100mgの経口摂取が必要となっていますね。

また、ストレス下の食欲亢進状態における 「食欲抑制」 に対する有効性を示唆する文献もありますので軽く紹介しておきますね。

【5-HTPは、食餌制限とストレスを与えたラットに対し、食欲を抑制する】

（Pharmacol Biochem Behav. 2004 Jan;77(1):137-43.）
‟5-HTPは、経口で摂取しても脳以外で代謝されてしまうため、脳でのセロトニン産生に対する働きはないと考えられていたが、食欲を亢進させるストレス〔食餌制限と標準的なストレス（尻尾をピンチではさむ）〕を与えたラットに5-HTPを摂取させたところ、食欲が抑制されることが確認された”

【肥満女性での摂食行動に対する5-HTPの経口摂取効果】

（J Neural Transm. 1989;76(2):109-17.）
‟BMIが30～40の肥満女性19人に対し、経口摂取5-HTPが摂食行動、気分状態、体重減少に対する効果を調べるクロスオーバー試験を行った。
5-HTP（8mg/体重kg/日）かプラセボを5週間、摂取させ、気分状態を調べるテスト、3日間の食事に対する記録を確認したところ、気分に対する作用はないが、食欲が抑えられていた。
その結果、調査期間中の食事量と体重の減少が認められた”

上記の、ラット及びヒトでの実験により、まだ、実証が不完全な点は残りますが、ストレスが原因となる 「過食」 を抑える作用については期待できるかもしれません。
この働きには米国国立衛生研究所も注目しているようで、肥満者の食欲抑制作用を評価する臨床試験が行われようとしています。

その他、糖尿病や動脈硬化疾患のリスクともなる 「食後高血糖」 に対する働きを示唆する文献もあります。

このように5-HTPはまだまだ、研究段階の成分であるためはっきりとした言及が出来ません。
そのため、スリーエフで効果を感じることが出来る人がいる反面、全く効かない方も多いというわけです。

スリーエフは意味がないのか？

では、スリーエフがダイエットには意味がないのか？と問われれば効果を実感出来る人には期待できるが、万人には向いていないだろうというのが個人的な意見ですね。
繰り返すようですが、スリーエフの主成分である5-HTPはまだまだ、研究の余地がある成分です。
そのため、実験例も少なく不透明なものが多いのが現状です。
また、スリーエフはあくまでサプリメント扱いであり、サノレックスや、ゼニカルなどのダイエット薬とは扱いが異なる点も注意が必要です。

スリーエフの入手方法

スリーエフは当然ながら日本未認証のサプリメントであるため、個人輸入代行か一部のクリニックでしか入手することが出来ません。
個人輸入代行で手に入れる方が、間違いなく安価な価格で手に入れられますが、偽物を売りつけられることも多く（ネット通販の薬の約6割は偽物という調査結果があります）信頼できるクリニックから入手しましょう。
しかし、このスリーエフですがとても高いです。
某クリニックではスプレータイプのものが1本（50ml）12000円で売られています。
1本で2ヶ月持つとされていますが、サプリメントに12000円は少し高く感じますね。
また、ガムタイプのものは1箱（16粒）が安くて3800円です。
ガムタイプのものは1日3～4粒噛むことを推奨されているので4～5日分とこちらもかなりの高級品ですね。

同じ食欲抑制ならサノレックス

スリーエフに似た効果がある薬にサノレックス（マジンドール）というものがあります。
サノレックスは厚生労働省が承認をした初めての食欲抑制剤で、国内で承認され流通している唯一のダイエット薬です。
通常、1日1錠を目安とし昼食の1時間前に服用するようにします。
こちらは70％以上の方が効果を実感していますし、日本でも認められている薬ですので、まずはサノレックスを使い、効果が実感できなければスリーエフを試してみるのがいいかと思われます。

また、当院ではサノレックスを処方しております。
肥満症でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

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ユナイテッドクリニックではダイエットピルのサノレックス、ゼニカル(オルリファスト)、ルセフィの処方を行っております。ダイエットピルでしっかりとしたメディカルダイエットを行う事が可能です。

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