ED・早漏治療／薄毛・AGA治療の悩みならユナイテッドクリニック上野駅前院

上野ユナイテッドクリニック（上野・御徒町）ではED治療薬バイアグラ（シルデナフィル）、バイアグラジェネリック、レビトラ（バルデナフィル）、シアリス（タダラフィル）などの薬を処方しています。

今回は「生物学的には早漏がいいんです！」についてです。男性としては女性を満足させることが出来ればいいと思います。

生物学的には早漏が有利？

元々動物のオスは外敵から身を守りながらの行為ですから、早漏なのも仕方ない一面もあります。
人間だけが早漏で悩むのは、性行為が快楽の一つでもあるため、相手が充分な満足感を感じないと問題になるからです。
逆に言えば、もしパートナー側に特に不満がないのであれば、早漏も気にすることはないとも言えますが…。

早漏になる理由ですが、先ほどもお話ししたように、我々の祖先である猿は常に外敵から身を守るために、すぐに性交を終える必要があります。
性交の平均時間ですが、ゴリラで1分36秒、ボノボで15.3秒、チンパンジーに至っては7.62秒と相当な早打ちです。
特にボノボはあいさつ代わりに交尾を行うので早いのでしょうね。
それくらいでないと、厳しい自然環境で子をなすことが難しいのでしょう。
さて、では我々ヒトの平均時間はどのくらいなのでしょうか？
綿密な調査の元で行われたものではなく、自己申告であるうえ、日本人のみを対象にしたものですが、平均的な挿入時間はおよそ7～9分と言われています。
外敵の心配をする必要がなくなり、性行為自体が快楽となった為、他のサル科の動物に比べれば挿入時間も伸びていますね。
さらに前戯もあるので、性行為の時間自体はさらに長くなるのではないでしょうか？

早漏の原因とはセロトニン不足

早漏になる理由ですが、それは極度な緊張状態や不安、ストレスのせいだと言われています。
サル科の動物たちと同じように、人間も極度な緊張や不安を持っていると、外敵から身を守る為に緊張していると脳が思うのか、すぐに性交を終わらせようとします。
そのため早漏と呼ばれる状態になってしまうわけですね。

ボノボたちも緊張状態のため早漏なのでしょうか？

では極度な緊張状態や不安を持っている時、我々の脳内ではどんなことが起きているのでしょうか？

射精と言う生理現象は「副交感神経が優位に立って勃起し」「性行為（またはそれに準ずる行為）により興奮して交感神経が優位に成り」「交感神経の働きが臨界点に達して射精する」
という順序で起きます。
脳の見地から言えば、早漏の方は、交感神経が優位になりやすく、すぐに射精してしまうと考えられます。

なぜ、交感神経が優位になりやすいのでしょうか？
キーワードは「ノルアドレナリン」と「セロトニン」です。
ノルアドレナリンは、脳内物質でストレスや不安を感じると多量に分泌される一種の興奮を起こす物質です。
これが大量に分泌される状態、つまりSEXの際にストレスや不安を引きずって望むと、過剰な興奮から脳は「早く射精しなくてはならない」と思い、早めの射精を促すのです。

一方で、セロトニンはノルアドレナリンの分泌を抑制する働きが有ります。
ようするに、ノルアドレナリンで興奮するのを抑え、すぐに射精しないようにしてくれる成分ですね。
しかし、ノルアドレナリンが大量に分泌されると、これを抑えることが出来なくなりストッパーの役目を果たせなくなるわけです。一般に早漏の方は「セロトニン不足」による早漏と言われています。

ところで早漏って何秒までが早漏ですか？・・・

早漏とは性関係時に、男性が射精したいと思う前に、いち早く射精に至ってしまうことです。
早漏は早く射精することではありますが、問題なのは時間ではなく、自分で射精のコントロールがうまくできないという点にもあります。また、完全に挿入する前であったり、膣内に挿入した直後に射精してしまう場合もあります。

「男性の50％以上が自分自身を早漏であると考えている」と、早漏で悩む男性は意外と多いのですが、少しでも早漏を疑っている人は、情報に惑わされて自分を早漏だと思い込んでしまい、そのため本当に早漏になってしまう事もあるので注意しましょう。

さて、「何秒から早漏か」ですが、早漏というものに国際的な判断基準・定義が未だに定まっていません。
そのため、「時間や回数は関係なく、射精をコントロールできない状態である」「膣内に挿入後1～2分以内の射精、または挿入前に射精する」「パートナーがオーガズムに達する前に射精する」「性交時のピストン運動が10回以内である」等、様々な判断基準があります。
またパートナー側からの観点に立ち、「パートナーが物足りない（早いと言う）のだから早漏」という人もいて、何を判断基準にすればいいか混乱する事でしょう。

そのため、近年では、IELTを評価に使う事が多くなっています。IELTとは「Intravaginal Ejaculation Latency Time」の略で、日本語に翻訳すると「膣内挿入後から射精までの時間」となります。
IELTを使って直接的に時間で判断することが主流となってきています。
パートナー側からの視点による相対的な早漏を早漏と扱うと、基準としては曖昧さが増すために、相対的な早漏は最近では早漏として扱わない方向になってきています。

IELTはシンプルで分かりやすい基準ですよね。早漏症をIELTのどこで区切るか（1分未満なのかもしくは2分未満なのか）といったところでしょう。
海外で早漏といわれている方の、IELTを見ると、90％近くが1分未満に当てはまります。
そのため、1分未満がより早漏の定義として近いと思いますが、今まで早漏として診断されていた10％の方が早漏の診断から除外されてしまいます。日本などでは自由診療の領域なので、特に大きな問題ではありませんが、海外の方は保険適用から外れたら、お困りの方もいらっしゃるでしょうね…。

早漏の治療方法

早漏は、不安の種やストレスを取り除いてやることで回復することがあります。
しかし、簡単にはその原因は取り除けないでしょう。
陰茎部に麻酔をすることで感度を鈍らせる方法もありますが、快楽も半減してしまうので、あまり使いたくない方法かもしれませんね。
ならば、ノルアドレナリンを抑制させるセロトニンという物質を増やしてやるのが早漏を治す近道です。
先ほども説明しましたが、セロトニンは、射精のストッパーとも言うべき存在です。
それを射精時に増やすにはどうすればいいのでしょうか？

早漏の頼もしい味方「プリリジー」

＊プリリジー（ダポキセチン）の画像

プリリジー（ダポキセチン）とは、短時間作用型のセロトニン取り込み阻害薬（SSRI）に分類されるお薬で、服用することで脳内のセロトニン濃度が高まり、ノルアドレナリンの分泌を抑制し、交感神経の亢進を抑制します。
これにより、脳の過剰な興奮が抑えられ射精時間の延長をしてくれ、その延長効果は通常時の射精時間を3～4倍の伸ばしてくれます。
よく感度が鈍るんじゃないかと思われますが、このプリリジーは感度を鈍らせることなく、つまり快感はそのままで射精時間が伸びるので、大変人気があります。
早漏でお悩みの方は、一度試してみても良いのではないでしょうか？

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